断食最終日

今朝は光り輝くいいお天気でした。

マザリングフェスタの相談員をしに行きました。会場は子育てを楽しんでいるなあ、という感じの親子でいっぱい。

REBORNスタッフや助産師の大坪さんや、モーハウスの光畑さん、『お産選びマニュアル』を読んでくれた方、イメジェリークラスのOBさんなどにお会いし、少し相談もお受けし、そのあと友永ヨーガ学院へ。

今日は1時間のヨーガのあと「復食説明会」です。今日は1日でおかゆ一杯を食べてまだ断食の内なのですが、明日からは「復食」。何でも食べる状態まで2週間もかけて、ゆっくり、ゆっくりと戻していくのだそうです。

実は、断食は、この復食が一番苦しいという人が多いのです。それは、食べ始めることで欲が出てくるので、それと闘いながら小さくなってしまった胃に耐えられる量を守らなければならないから。ここで暴食することは非常に危険なことなのです(胃の激痛で七転八倒したという方の話も聞きました)。

仙人の私は、もうおしまいです。少しずつ欲が戻ってきています。中村屋の前を通った時も、カレーのにおいに「ん〜!」と強く惹かれました。下駄屋さんにかわいい下駄を売っているのを見て「かわいい、欲しい」と思いました。

断食という魔法は、日向の氷のように、小さく、小さくなっていきます‥‥。

でも、素敵なことを今日友永先生が話してくれたのですが、お釈迦様が悟りを開いたのは、過激な断食をされていた最中のことではなく、「こんな苦行をしてもだめだ」と思い、スジャータという娘の乳がゆを食べたあとのことでした。

お釈迦様は、食物を食べたからこそ悟りが開けたのです。

断食あけて初めてのおみそ汁、それはそれは素晴らしい味なのだそうです。それは決してすぐには飲み込まず、十分に味わって下さい、とのこと。どんな味なのだろう?! 2005/03/19