子どもたちの市長選挙

今日は一番下の子の小学校の授業で市長選挙がありました。グループごとに候補者を立てて立ち会い演説会をおこない、他の学年と父兄が投票しました。この日のために、子どもたちは周囲の大人に、市政に何を望むか聞いて回りました。

絶対に来て、と言われて行ってみると、なんと市立病院のことや産婦人科、小児科の問題はかなり関心が高かったようです。「近くに大きな病院が少ない」「産むところがない」「夜間の救急が不安」など。公約にも「産婦人科を建設する」「医師を増やす」といったものが多々ありました。一番多かったのは「緑を増やす」だったかもしれませんが、その次くらいにたくさんの子どもたちが医療問題で選挙を闘いました。

いつも取り組んでいることが小学生にまで身近な問題とは。子どもたちが周りに聞いたアンケートでも医療は最大の関心事ということで、改めてこれは大きな課題なのだと感じた小学校最後の参観授業でした。 2009/03/03