イメジェリークラスを再開

ファン助産院のイメジェリークラス。私用で夏から休講させていただいていましたが、今日から隔月で再開しました。

参加してくださる妊婦さんたちが相変わらず大変濃くて充実の一日でした。助産院というところがそうなのですが、おひとりずつがしっかりと自分のお話をしてくださいます。専門職妊婦さんもかなり多く、今日は帰ってから、いらしてくださったフランス人鍼灸師の神岡えれなさん(陽気堂鍼灸院http://www.yokido.com/ 副院長・ご自身のブログに感想を書いてくださいました)、イラストレーター妊婦さんのお仕事サイトを拝見しました。素敵なお仕事ぶりでした。

私の本を読んでくださっている読者妊婦さんもいらしてくださいます。今回は「休講続きで、参加をあきらめかけていました」という声もいただき、申し訳なかったな、と。

ファン助産院の妊婦さんと私は一期一会のことがほとんどです。でも、どこかでふとお会いして、お産の話をお聞きできたらなあ、どんなママになるのかなあと思いつつお別れします。それが本当になることもあります。

ちょっとひさしぶりの助産院では、食に熱心なスタッフの方がますます情熱的になっていて「塩こうじ」など今流行の手作り発酵食品を見せてくれました。とってもいいにおい。みりんやお酒代わりに何にでも入れていいのだそうです。

助産院は、実は少しお産が減っています。受けられる人が限られてきていることと、医療施設でしか出産できないハイリスク妊婦さんが増えていることが背景にあり、この傾向は時代というものでしょう・・・。

でも私は、さまざまな養生を女性が学ぶ拠点としても助産院の重要な役割があると思います。産科学だけでは、産むのは大変過ぎです。これからの助産院の課題は、分娩ももちろん続けてほしいですが、もしそれ以外の業務に軸足を置くことになっても安定した経営が続けられることでは。 2011/10/12