anan「はじめての妊娠・出産」

旧暦の神無月となり、そしてハロウィン。冬がすぐそこに来ています。

そして私にとって今日は21歳で亡くした父の命日でもあります。長い間「命日症候群」のようなものがありましたが、最近はもう大丈夫です。

先週は『anan』(マガジンハウス)の「はじめての妊娠・出産」号が神田うのさんのマタニティヌードというオーラをまとって発売になりました。

私は冒頭の「2011年は空前の出産ブーム?! いま、産みたい女性が増えている。」で武蔵野大学社会学部・栗田宣義教授と共にコメントさせていただき、また竹内正人先生と「出産方法って選べるの?病院選びも知りたい。病院&出産のこと」でQ&Aの回答者をしました。

女性誌が出産の特集をするときにお手伝いすることは大変多いのですけれど、これくらい年齢層が降りてきたのは初めて。紙面が、かわいい!

震災以来、女性たちの結婚や出産に対する意識が高まったと言われています。

私から見ると、彼女たち−特に若い層−の意識は、もともと決して低くはなかったと思います。でも世の中が「そうだ、これからは家族の時代だ」となれば、彼女たちも行動しやすいというものです。

水に乗ってください。

でも、無理矢理結婚することはないよね。シングルももちんあり、の結婚&出産ブームになりますように。

来年は「失われた命が赤ちゃんになって帰ってくるのよ」といった女性がいたそうです(『震災婚』白河桃子さん著 ディスカバー携書)。

本当にそうなるといいですね。そしてもう本当にそうだとしたら、来年は日本にとって特別な年になります。 2011/10/31