3人家族になる

たった3人の家族の家事なんて、最大7人家族の主婦だった私には軽いもので何をするのも朝飯前です。

などと書いたら見栄を張り過ぎですが、やはり今日は、生活に確かに引き算があったことを感じる1日でした。昨日、卒業してしばらく家にいた長女が、少し経済的に自信がついてきてアパートを借り、自立しました。

写真は彼女が1歳くらいの時のもの。私にはつい昨日のことですが、光陰矢の如しとはよく言ったものです。

まず、夫と私は朝、身体が動かないという感覚があって起き出すのに力を振り絞ったという感じ。昨晩遅くまで娘の新居にいたからかと思いましたが、やがて「ああ、これは気が抜けたんだわ」と気づきました。

二番目はとっくに家を出ていますが、18歳になる3番目が、まだわが家にはひとり残っています。彼女が、ぐたーったとしたままの私を見て「お弁当作れる?」と聞いてきたので、私は自分がオートで「大丈夫。やり始めたらやれるから」と答えているのを聞き、「そうか」と納得してようやく起きることができました。

でも、洗濯物をしても何だか昨日よりタオルの枚数が少ないみたい。全体量も減っているけれど、まあ、当たり前か。玄関にある靴も少ないので、なんとなく箒を手に取り、たたきをささっと掃きました。何を見ても、何をしても昨日までと違う1日。

夜になると、もうくったくたで、起きていられないほどです。寝ようとして、ちらっと娘にLINEしてみると、なんと新品の包丁で指をけがをして病院に行ったとか書いてあるではありませんか。

あ゛〜。

目が覚めました。

しかし、まあ、何とかやっているようなので、再び襲ってきた睡魔に呑まれ、朝まで泥のように眠ったのでした。何も起きていないように見える夜空も、星々は毎日変化している。折しもこの日は、ふたご座流星群のピーク。

私の家も、静かに変わっていくのは当たり前のことですね。
2013/12/13