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  • 2000 - 2004

    ボディーサイエンスとしての性教育
    メグ・ヒックリングさん(性教育者/カナダ)に聞く

    「紙REBORN」2004年9-10月号 9号

     カナダと米国で大活躍してきた性教育者の草分けであるメグさんのインタビュー。看護師だったメグさんは、性が話しにくいものであるためにたくさんの人が性器の病気で手遅れになっているのを見て、まず自分の子供に教え始めたそうです。それが地域で評判になって広がりました。
    子供の年齢別アドバイスや、アメリカの性教育バッシングについて話して頂きました。バッシングは数々経験し来たメグさんですが、彼女の重要な理解者にまず、性犯罪防止効果を期待する警察があったということは印象的でした。性教育は決して性モラルを乱さないしむしろ逆だという国際的な調査もご紹介しています。

    こちらから

     

     

    ストレスフリーな子連れカンパニー Mo-house(モーハウス)

    「紙REBORN」2004年9-10月号 9号

     母親の起業の中でも注目されている授乳服メーカー「モーハウス」を作った光畑由佳さんとは長いおつきあいさせて頂いています。
    ここは、ほとんどのスタッフが子連れで出勤してきます。そんなことでは仕事にならないだろうって?それが、子供というものはたくさん集まると子供たちで遊ぶんですね。お母さんが見えていれば、時々触りに行ければそれでいいんです。
    「子供が小さい間、仕事がゼロはいや。でも保育園に入れるほどではなく小さく働きたい」モーハウスはそんな気持ちをかなえていました。 スーパーウーマンにならなければ働けない、ということではない「ワークシェアリング」ですね。

    こちらから

     

     

    ビバリー・A・ローレンス・ビーチさんインタビュー
    女性に「エビデンス」と「勇気」を

    『助産雑誌』(医学書院)2004年6月号

    英国は女性がお産を選べるための政策が進んでいる国のひとつですが、医療職の人だけではなく、非医療職の人もそれを支えてきました。38年間にわたりAIMSという出産グループのリーダーをしてきたというビーチさんに1960年代から今に至るまでのお産を聞きました。

     

     

    三砂ちづるさんインタビュー
    次の世代に伝えたい日本女性の身体感覚-月経血コントロールの聞き取りを通じて

    『紙REBORN』5号 2004年1-2月号

    三砂さんにしばらく会っていないな・・・と直感的におたずねしたら大変おもしろいテーマにとり組んでいらしてビックリ。この記事が出て半年後、このテーマは光文社新書から『オニババ化する女性たち』として出され、ベストセラーになりました。昔の女性の着物を着こなす身体ができていたこと、それは本当に目からうろこの世界でした。

     

     

    クリスマスのない世界

    REBORN 2004年1月 お産・医療・ごはん

    現在の私のネット日記「自然体日記」システムができる前、ときどき育児エッセイを書いていました。これは、ある年のクリスマス、仕事で子どもと一緒にいられなかった時のことを書いたもの。

    こちらから

     

    私の初めてのお産

    REBORN お産・医療・ごはん

    今のような仕事をしていなかった、ごくふつうの26歳として産んだ時のことを書いています。誰にも一番大切な思い出になる初めてのお産ですが、母乳は足りませんでした。読んだ方には「河合さんにもこんな時があったなんて‥‥」とホッとしていただいています。もちろん、大ありでした!大ありだったからこそ、出産ジャーナリストになったんです。

    こちらから

     


    決断するなら今?「子供」ほしいですか?
    30代の身体はいつまで妊娠可能か

    「ラヴィドゥトランタン」2004年6月号(アシェット婦人生活社)

    この頃から、女性のファッション誌が大きな出産特集を組み始めます。これは最初かそれに近い特集だったと思います。こういう特集がブランドファッションの記事の間に入るということ自体が新鮮で「賛成で-す」という感じでいろいろとお手伝いさせていただきました。
    これ以降、「日経ウーマン」「フラウ」「クレア」などの出産特集にも関わらせて頂きました。

     

     

    データで見る高齢出産

    babycom 高齢出産という選択

    babycom主宰の鈴木さんとは長いおつきあいです。高齢出産のコンテンツ作りに協力をと言って頂いたとき、「一般の人はデータを目にする機会がほとんどない」と彼女が言うので、このコーナーを作ることにしました。たくさんの方に見て頂いているようです。

    こちらから

     

     

    妊娠率で病院を選ぶな―不妊治療最前線-6

    「アエラ」 2004年1月12日号(朝日新聞社)

     不妊治療病院101 東日本編つき。編集部(当時)・諸永祐司さんと共著。このアンケートは成功率を公表してもらうという調査だったのですが‥‥作成するに当たり、各施設がサイトなどで出していた妊娠率のデータに数字をよく見せるトリックがあることがわかってものすごくへピーな調査となりました。

    たとえば、妊娠反応検査が陽性と出た時点で成功例とするか、流産しないで出産できた例を成功とするかで数字はどんどん変わるのです。こちらのお願いした統計について「出せない」と言って来る電話が全国の不妊治療施設から殺到し、その対応に昼夜ぷっ通しで追われました。

    真に科学者である医師の施設からは、どんなデータでもさらりと出てきますし、そうでないところはどうにもなりません。これはREBORN産院リストで経験したこととまったく同じでした。ただ、産科なら議論で絶対負けないと思っていたのに、不妊については知識が足りなくて口惜しい場面も。それで、1日編集部で電話合戦して夜遅く帰宅したあと、夜中に必死で勉強しました。

    これが私の初めての不妊症の取材となりました。やがて、不妊の本を何冊も書くことになるとは、当時の私は想像もしていませんでした。

     

     

    心のケアで病院を決める―不妊治療最前線-7

    「アエラ」 2004年1月19日号(朝日新聞社)

    全国に普及しつつあった不妊カウンセリングについて書きました。編集部(当時)・諸永祐司さんと共著。不妊カウンセラーという職種を日本に作り出した福岡県博多の蔵本ウイメンズクリニック院長・蔵本武志氏、不妊の心理カウンセラーとして大ベテランの赤城恵子さんをはじめ、各地に飛んで、いい目をした不妊エキスパートたちにたくさん会いました。
    上の記事とこの記事では早朝から夜中まで不妊一色の世界に1ヶ月以上漬かって興味が深まり、いずれ本を書きたいと思った気持ちが結果として『未妊-「産む」と決められない』になりました。
    不妊治療病院158 西日本編つき。

     

     

    海外にみる開業助産師と医師の連携 棲み分けガイドラインをめぐるオランダ・米国・英国の事情

    「紙REBORN」2004年7-8月号 4号(REBORN)

    助産院・自宅出産を背負う開業助産師の仕事には、医師との密な連携が不可欠です。
    自宅出産が35%と高率なのに安全性がしっかり保たれているオランダ、助産師が医療的なことができる米国、女性の選択の自由に対して本気な英国‥‥連携先進国とも呼ぶべき三国に、それぞれのスタイルを探りました。
    こちらから

     

     

    増え続ける混合病棟

    All about Japan 「出産医療・産院選び」2004年8月

    (社)日本助産師会調査によると全国556病院中、産科だけの単独病棟になっているところはわずか8.6%、他は婦人科はもちろん小児科、内科、外科、整形外科などまったく違う科との混合病棟が74.7%もあり激増していました。出産を扱っている病院自体が減っているし、扱っているところも、徘徊するお年寄り、感染症の多い子供、男性などと同じ病棟で出産しているのです。
    こちらから
    *この混合病棟の問題は、やがて産科閉鎖というもっと深刻な状況へとつながっていきました。

     

     

    これからのお産って、どうなるの? 健診は「医院」で、出産は「病院」で、と厚生労働省が発表

    「Premo」2004年3月号(主婦の友社)

     

     

    「院内助産院」で始まる新しい病院出産

    「紙REBORN」2004年3-4月号

     

     

    大病院と提携する「オープンシステム」 欲しいのは安全、安心

    毎日新聞 2004年1月29日付 朝刊
    産院革命 上

     

    すぐ実践 一部の個人開業医 ニーズつかみ新サービス

    毎日新聞 2004年1月30日付 朝刊
    産院革命 中

     

     

    「寄り添ってくれる」病院の中の助産院 畳、浴槽・・・出産場所は自由

    毎日新聞 2004年1月31日付 朝刊
    産院革命 下

     

    なぜ病院は選ばれなかったか-女性が助産院を選択するとき

    「病院」2003年11月号(医学書院)
    医療機関のマーケティング戦略-産科の受療行動からみえるもの第7回

     

     

    バーバラ・カッツ・ロスマンさん講演録/インタビュー
    生殖医療が女性自身のものであるために/アメリカのフェミニズムと自由

    『紙REBORN』4号 2003年11-12月号

    ニューヨーク州立大学社会学教授ロスマンさんの講演会をREBORNでおこない『紙REBORN』に講演録とインタビューを掲載。助産師問題から生殖医療までの幅広いテーマを女性ならではの言葉で語る圧倒的存在感には、強いあこがれを感じました。

     

     

    粉ミルクの販売戦略とWHOコード
    日本が知ろうとしないもうひとつの母乳育児支援

    「紙REBORN」2003年5-6月創刊号

    日本のほとんどの産院で「おみやげ」として手渡される粉ミルク、マタニティ誌に大きく載っている粉ミルクやキュートなほ乳瓶の広告―これらはすべてWHO(世界保健機構)の定める規準に反しているということをご存じですか。

    粉ミルクの宣伝は、国によっては取り締まりの対象になっています。医療の世界ではメーカーと医療施設の癒着が起きやすいのですが、粉ミルクでは、メーカーの行きすぎた行動が発展途上国の赤ちゃんの健康を脅かす事態を招きました。粉ミルクを早くからたくさん飲ませると母乳が枯れてしまうので、粉ミルクが買えない家庭では赤ちゃんが飢えてしまうのです。こうした悲劇が起きないように、WHOは、粉ミルク会社の商業主義的行動を警戒しています。

    元・WHOの弁護士で、規準の草稿を書き、今もその監視に携わる女性アネリス・クラインさんに取材しました。

    こちらから

     

     

    インターネット版「REBORN」の可能性と課題

    「助産雑誌」(医学書院)2003年5月号 <特集>インターネットが助産を変える

    この号では、特集全体の構成とこの記事の執筆を担当しました。REBORNはウィンドウズ発売直前の1993年にできて発行部数わずか1000部のニュースレターを出していましたが、ネットの力を知りサイトとして再出発させたところ1日約8000人のアクセスを得る出産サイトになりました。「・・・大手出版社の雑誌とREBORNでは、象とバクテリアくらいに大きさが違う。しかし、ネットに出てみるとその差は魔法のように縮んでしまう」など、資本の大小に関係のない情報発信の世界を体感してわかったことをまとめています。

     

     

    産院で広がる育児支援
    出産前から親しく家族ごとサポート

    日本経済新聞 2002年11月16日 夕刊

    退院後にも赤ちゃんと産院へ遊びに行けるベビーマッサージ教室など、産院が育児支援の場になりつつあることを報告したレポート。赤ちゃんが小さいうちは、まだ出かけられる場が限られます。そして母親にとっても、子供を産んだ場所で世話になった助産師さんたちに会うととても安心でき、明日からの育児力を充電できます。

     

     

    一度は考えておきたい、大切なこと
    「生まれつきの異常があります」と言われたら

    「マタニティ」2002年11月(婦人生活社)

    先天異常の赤ちゃんをどう受けとめるかという問題について、多指症のお子さんを出産したお母さん、医師、助産師への取材でまとめた記事。現実を受けとめる力について教えられました

     

     

    わたしのお産を選ぶために-産院情報200%活用ガイド

    『わたしのお産 改訂版 神奈川県全域&町田市の産院情報』 お産情報をまとめる会編 ママ・チョイス発行 2002年

    神奈川の産院情報誌『わたしのお産』のために、神奈川の産科医と出産方法について話し合いました。

     

     

    無痛分娩と母であることについて

    「ペリネイタルケア」(メディカ出版)2002年10月号 <特集>分娩と麻酔の関係Q&A

    無痛分娩を希望する人へのQ&Aに答える回答集。「無痛で産んだことであとで自分を責めることにならないでしょうか?」など母親の心理的な迷いについて担当しました。2000年に「助産婦雑誌」(医学書院)で「硬膜外麻酔分娩を選んだ女性たち-心と体の背景」という記事を書いたことがこの執筆につながりました。

     

     

    ルポ 遅れる母親へのケア
    口に出せない”死産”の悲しみをうちあけたい

    「婦人公論」(中央公論新社)2002年7月22日号 <特集> かけがえのない人を喪うとも

    毎年5000人くらいの赤ちゃんが胎内で短い命を終えています。そして、母親は、一生心の中でその子たちと生きていくもの。「早く忘れなさい」は最も間違った言葉です。

    2002年は『誕生死』という本が出され、このことが社会的に強くアピールされた年でした。私も、この本を書いた方をはじめ、さまざまな状況で死産をされた7名の方のお宅を訪ねてルポを書きました。どのお宅にもそのご家族らしいお仏壇があり、これは、本当に忘れられない、たくさんのことを教えていただいた取材でした。

     

     

    出産の環境をめぐる状況-看護に関連の深い分野についての2025年予測

    「Quolity Nursing」2002年1月号(文光堂)

    ミレニアムにあたり2025年予測が流行っていましたが、私もこのときに「この四半世紀は40代出産が急増する」など近未来について調べ、どうしたら「数から質へ」の変換をうまくやることができるだろうかと考えました。

     

     

    河合蘭の産院選び相談室

    ベビカム 2001年4月 オープン

    出産サイト「ベビカム」のアドバイザーとして、出産体験者459名のネットアンケートによる産院選びの実態調査を実施しました。こちらから

     

     

    座談会 産院情報をつくった私たち

    「助産婦雑誌」2001年5月号 (医学書院)

    関東圏で何冊も出た『ここで産みたい!』(ショパン)、神奈川『わたしのお産』(ママチョイス)など産院情報の作り手たちが一同に会した座談会。

     

     

    REBORN産院リスト(Web版)

    REBORN 2001年オープン

    『お産選びマニュアル』の巻末付録につけた情報から、質問を増やして、REBORNのウェプサイトに作りました。オープン以来、全国の詳細な産院情報として、大変多くの方にご利用頂いている定番もの。海外にも、他科にもここまで詳しい産院情報はありません。出産した人間の目で磨いた質問がズラリと並んでいます。フランス料理やホテル風の外観などではなく、こんなポイントで産院の目利きになって頂きたいと思います。

     

    突然!電話インタビュー 高齢出産を考える

    REBORN28号 2000年7月

    REBORNスタッフが手分けをして電話インタビュー。高齢出産した人10名と医療者10名、合わせて20名の声を集めています。

    こちらから

     

    データ&データ 高齢出産は危ない?

    REBORN28号 2000年7月

    上の記事にちなみ、データベースをひっくり返してみた記録のような記事です。高齢出産は一般的にはあまり危ないことはなく、気持ちの問題も大きいとわかりました。

    こちらから

     

    突然!電話&インタビュー 産院情報を考えよう

    REBORN26号 2000年1月

     

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