不妊治療の開始を応援する冊子で、文章、構成、漫画の原案を担当しました。ニプロ株式会社有志の皆さんが企画しました。薬局にて、無料配布されます。監修は不妊認定看護師のパイオニアである村上貴美子さんです。
11月17日は世界早産児デー。日本でも自治体などがこの日にイベントを開催するようになってきました。写真を提供した「#ちいさな産声 サポートプロジェクト展」のレポートです。
出産費用に保険が適用されることについて話しました。「出産の見える化」が産科診療への理解につながることを期待しています。
令和5年度厚生労働省看護職員確保対策特別事業として開催されたオンラインイベントで、トークの構成と進行役をつとめました。杏林大学医学部付属病院の院内助産システムを担う皆さんや、そこで出産したご家族に出演していただきました。
11月17日は世界早産児デー。写真家として、NICUをで撮影した赤ちゃんの写真を提供しました。赤ちゃんがNICU(新生児集中治療室)に長く入院したご家族も多数撮影しました。
NICUは近寄りがたい場所ですが、この日は多くの人が集まる広場に本物の保育器などが展示され、仕事やショッピングで通りかかった人やSNSで情報を得た人々が早産について意識を高めました。
国は今、高額化する正常分娩の費用をどのように国が担うかについて、保険適用も視野に入れながら考えています。「出産の見える化」について議論している厚労省研究班の座長である田倉智之先生(日本大学医学部医療管理学分野/東京大学医学研究科医療経済政策学)に、一連の取り組みの全体像を解説してもらいました。
日本の出産にとって非常に大きな問題ですが、報道はまだほとんどないので、ぜひ、この記事で理解を深めていただきたいです。
不妊治療が保険適用になってよかったですが、一方で出来なくなったことが大量にあります。最後にアイドルの中井りかさんが「菅さんありがとう!もう一息!」と愛あるフラップを掲げてくれました。
母性衛生学会は産科医、助産師などの専門家が全国から集まる学会で、今年は千名を超える参加がありました。母乳育児離れが進む今、今の女性たちは母乳育児についてどのように感じているかを、最近出産した女性への調査、聖心女子大での授業から伝えました。
写真家として、お母さんたちがNICU(新生児集中治療室)にいる赤ちゃんに初乳をあげようと努力する姿を追い、学会会場で写真展を開きました。プレシャス・ドロップという、初乳のための特殊な搾乳器具を開発したピジョン株式会社が企画。
大阪府立母子医療センターで撮影し、1年以上の長いプロジェクトになりました。写真は製品開発者であり撮影でも起居を共にしたピジョン社の岸さんと会場で。展示点数は25点でした。
「たまひよ30周年企画」の3本目。2015年、千葉県浦安市の卵子凍結助成制度に関わられた菊地盤先生にインタビューしました。
生殖補助医療にとってこの30年間は、黎明期から保険適用に至る激動の季節でした。おりしも校了の日に、東京都の卵子凍結への助成制度について詳細が公表されました。
「たまひよ30周年企画」の2本目。超音波検査の30年間と未来、国際比較を千葉市・FMF胎児クリニック東京ベイ幕張院長の林伸彦先生が解説。
歴史のみならず胎児治療、妊娠高血圧腎症の発症リスク検査など 国内ではまだなじみの薄い検査、治療もよくわかります。
京野廣一先生と、昨年に引き続き対談。保険適用から1年半を経た現場の様子をお聞きしました。
荻田和秀先生(りんくう総合医療センター)と照井克生先生(埼玉医科大学総合医療センター)が、帝王切開出産のヒューマニゼーションについて語る企画に、イメージを伝えるための写真を複数提供しました。
タンザニアの母子保健サービスに大きく貢献し「世界の卓越した女性の看護師・助産師のリーダー100人」に選ばれた新福洋子さんのインタビューをまとめました。
アクティブに働く助産師さんたちを紹介する特集で、中根直子さんをインタビューしました。中根さんは日本赤十字医療センターという大きな組織の中で、さまざまな新しい提案をおこないました。
2016年に発売した旧版を浅田先生と共に見直し、保険適などの重要な新情報を加筆して最新版にしました。もちろん索引付きで、控えめなちょうどいいアンダーラインも読みやすさをアップしています。旧版同様、妊娠を願う方たちに長く読み継がれることを祈っています。
講談社ブルーバックスの執筆中、共著者の浅田先生とよく話していたことをもとに、一年半を経た不妊治療保険適用について書きました。
(前編)体外受精”自費推し”の医師は「儲け主義」なのか~不妊治療保険適用1年半の現実
(後編)不妊治療の保険適用…体外受精「標準治療」では使えない治療法の悩み
「たまひよ」創刊30周年企画「生まれ育つ30年 今までとこれからと」というこのシリーズでは、妊娠にかかわる各分野のこれまでを振り返り、現在の課題と未来を探ります。この回では、新生児科医・小児科医の今西洋介医師に新生児医療の30年を語っていただきました。
ギタリストの鮎川誠氏が亡くなりたくさんの人が言葉を寄せています。私も、鮎川誠・シーナ夫婦には大きな影響を受けましたので、30余年の歳月を振り返りました。
出生前検査の支援体制には定評があった米国ですが、中絶の非合法化が進む今、女性たちの選択肢は狭まっています。NIPTの普及による妊婦の専門医離れなど、米国の専門家が直面している悩みをマウント・サイナイ医科大学校マーク・エヴァンス教授に語っていただきました。
インタビューを受けました。出生前検査認証制度等運営委員会で作成したウェブサイト「一緒に考えよう、お腹の赤ちゃんの検査」の内容、目的についてお話ししました。
新しい認証制度が始まった医療現場、検査会社を取材。歴史的背景、検査料金の価格が急に下がり始めたこと、認証施設・認証外施設の連携の是非などについて書きました。
福澤利江子先生(筑波大)を講師にお迎えし、WHO(世界保健機関)が2022年にまとめた産後ケアガイドラインの勉強会をしました。2024年3月末日まで、下記にて見逃し配信を配信します。
遅く産む方が増えていることを受けて、毎年開かれているセミナー。不妊治療や出生前検査、出産の心配について、取材したことの中からお話しています。
分娩取り扱い施設がなくなりかけた町での新規開業、出産育児一時金のことなど分娩施設のさまざまなトピックを話しました。
NIPT施設の認証をおこなっている出生前検査認証制度等運営委員会情報提供ワーキンググループの委員として、一般向けコンテンツの全体構成、編集、執筆を担当しました。産婦人科医、小児科医、遺伝学者、社会学者、福祉関係者、こども家庭庁などさまざまな立場の方々と1年半に及ぶ作業をしました。
妊婦さんやご家族のために、出生前検査の総合的な情報を提供するサイトです。出生前検査、困った時の相談先、生まれながらに病気のあるお子さんとの暮らしや福祉について幅広い情報を伝えています。妊婦さんの生の声も読めます。
私は『出生前検査』(朝日新書)や現代ビジネス-FRAU(講談社)の連載で相談先がない妊婦さんの気持ちをずっと聞いてきたので、このような公的な情報提供が始まったことは肩の荷がひとつおろせたような気持ちです。
出生前検査認証制度等運営委員会
厚生労働省「NIPT等の出生前検査に関する専門委員会」の報告書に基づき、日本医学会内に設置された委員会です。こども家庭庁が参画し、産婦人科医、倫理的・法的・社会的分野の有識者、障害者福祉の関係者、患者当事者団体などで構成されています。