子どもが読める大人の本

長い夏休みもようやく終わり。下の子も小学校のプール検定を受かってくれて、ほっとしました。

この子の夏休みのおねだりは、ふたつでした。「一緒にプールに行って泳ぎを教えて欲しい」と「『星になった少年』に連れて行って欲しい」というもので、先週末の土日に、2つともすべりこみでクリアーしたところです。

夏休み読書で今年この子に買ってあげてよかったのは、さくらももこエッセイ集の数々。春頃から私の持っている酒井順子さんなど面白がるようになったので「こんなのもあるよ」とすすめたところ、かなりはまっています。TSUTAYAでたくさん手に入るので、便利。

親子で楽しめる本としてうちで人気が出たものは、このほかに『プチ哲学』があります。今は懐かしき団子三兄弟を描いた佐藤雅彦氏による感動的な哲学絵本。とっても可愛い。これは上の子と私と、偶然にふたりとも買ってしまった唯一の本でもあります。下の子は、この絵本を写すのが大好きです。

他に、星新一は、親子で読める本の定番なのかな。トットちゃんも忘れてはいけないし。本って子どもの本はおもしろいものが少ないので、大人の本だろうが何だろうが、誰が読んでも絶対おもしろい本を子どもに読ませるのがいいようです‥‥というか、親が面白い本を持っていれば、読む子は勝手に抜いて読みますな‥‥で、読まない子は読まないですな(子どもが3人いると、このように悟ってきます)。 2005/08/30