2016年05月一覧

ハンズの会へ行ったら

府中の森・土屋産婦人科と医療連携している開業助産師さんたちの症例検討会「ハンズの会」でレクチャーのご依頼をいただきました。ところが、うかがったら、サプライズでお祝いをいただいてしまってびっくり❕私はまず皆さまの温かさに包まれて受賞の喜び的な話から始めるという・・・企画してくださった土屋先生、貴美さん、羽田さんはじめスタッフの皆さん、そして来てくださった皆さん、本当にありがとうございました。Babyへ秒読みの江連ちゃんにもお会いできてよかったー。
レクチャーのテーマは、出生前診断でした。
日々、悩みながら妊婦さんに向き合っている現場の方々とお話できるのは、私にとってとてもやりがいのある仕事です。
昨日は土屋先生のご質問により、現場の医師や助産師さんと遺伝カウンセラーの立場の違いもよく見えてきましたね。
私はこの問題取材してきて今思っているのは、寄り添っている人は何もできなくていいんです。ただ、いてくだされば。その人のことを思ってくだされば。
これからも、取材者という3rd personとどうぞコラボしてください。

2016年5月21日


茅ヶ崎で

あの浪の音はいいなあ
浜へ行きたいなあ

昭和2年、茅ヶ崎のサナトリウムで療養し結核で若い命を散らしたという詩人・八木重吉さんの詩です。悲しみの詩が、今はこの地の自然を愛でるものになっています。痛みの中からしか人の心を打つものは生まれないということは、時に残酷。

2016年5月15日


科学ジャーナリスト賞の贈呈式

5月12日、日比谷のプレスセンタービルで科学ジャーナリスト賞の贈呈式があり、物理学者・米沢富美子先生からのご講評や記念のオーナメントをいただいてきました。講評で大賞と激しく競ったと何人もの審査員の方から言われて本当にびっくりしましたが、私はもう「よくぞ、この難しいテーマにここまで斬り込んだ」と、この百戦錬磨のジャーナリストの方たちの会でご高評をいただき、心から満足です。命の危険を感じながら核についての取材をされた記者さんから「受賞で疲れが吹っ飛んだ」という言葉がありましたが、私もまさにそんな気持ちです。

私が、これからも魂こめてまたこのような単著本を書いていけるとしたら、それは、この賞のおかげだと思います。
そして、受賞作を書かせていただけたのは、これまでに取材にご協力いただいた方のご協力とその方たち自身のお仕事やお子さんたちへの熱い思いがすばらしいおかげです。

そして本を一冊購入してくださった方、ブログやSNS、レビュー、推薦図書リストなどに書いて発信してくださった方々のおかげです。これこそ、世間に私の書き手としての適性に一票を入れてくださる行為で、ひとえにそれに支えられて書き手という生き物は今日の1日を生存しています。
これからも、いうより、実は「これからいい仕事したいな」と、そんなノリになっている私を夫は呆れて見ていますが、そこは年の功で美味しいものを作って食べたりすることも忘れず楽しくやっていきたいなと。

写真は本の仕上げで昼夜を問わず二人三脚のパートナーになってくださっていたフリーランス編集者さんでライターでもある安里麻理子さんと。本のお産婆さんをしてくださった彼女の支えなしにこの本はありませんでした。改めて、みなさまに心よりお礼を申し上げます。

そして、どうぞ、これからも、私に本を書かせてください❕

2016年5月13日


新しいオビ

受賞式の会場に行ったら、オビがリニューアルになって本が積まれていました。いつの間に(@_@)
出版社さんからのとても嬉しいサプライズでした!

2016年5月13日


東京母性衛生学会の講演

5月22日(日)第34回東京母性衛生学会(@ 大会長 関沢明彦先生)の特別講演で、「女性の立場から見つめた出生前診断」という演題でお話しさせていただきます。招いてくださったのはNIPTコンソーシアムの一員で昭和大学産婦人科学講座教授の関沢明彦教授で、『出生前診断−出産ジャーナリストが見つめた現状と未来』を読んでくださったそうです。
昭和大学病院臨床講堂で行われますので、学会会員の方、ぜひいらしてください。

2016年5月13日


初稿をあげる

GWちょっと前から集中体制で書いていた不妊治療の共著書、初稿書き終わった朝。
久しぶりの完徹でございました。

2016年5月11日