雄大なアルプスの町、長野県駒ヶ根市で講演させていただきました。ここも晩婚・晩産化、少子化、そして産科医不足のすべてに悩んできた町のひとつです。駒ヶ根の結婚や出産の平均年齢は、東京都と変わらないんですよ。
今、お産はひとつのクリニックと開業助産師さんたちの助産院が支えています。少子化対策の部署の室長さんは三人のお子さんがいる女性。講演には手話通訳の方が入り、市のすべての人を応援したいという願いが伝わってきました。市長さんも、はじめは「私のようなおじさんが妊娠の話を聞きに来ていいのかな」などとおっしゃって引いていたのですが、結局真剣な面持ちで最後まで聞いてくださいました。
皆さんの努力が花開いていきますように・・・。 2015/02/20