超音波検査のいま

『出生前診断−出産ジャーナリストが見つめた現状と未来』の取材でお世話になった胎児クリニック東京が「FMC東京クリニック」として移転、新規オープン。お花で一杯の内覧会にうかがいました。
広々とした診察室で最新の機械 Volusonを囲み、居合わせた慈恵医大の佐村先生、広尾レディースの宗田聡先生、そしてVolusonのメーカーであるGEの方にいろいろとお話を聞く。例えば超音波検査は日進月歩の世界なのに、古い機械でさっと見るだけでも、トレーニングを積んだ専門医が最新の機械で30分見ても保険医療では同じ点数だということ。妊婦さんにとっては「何かあったときにどこまでフォローしてもらえるの?」というところが大いに気になるけれど、一般の産婦人科ではそもそも十分な検査の時間を確保することも難しい・・・。
胎児の診断技術、そして治療の技術も進むなか、専門クリニックからの社会にわかりやすいメッセージを期待しています。 2015/08/09