2020年08月一覧

英国はロンドンの出生前診断相談機関ARCに取材しました

英国には出生前診断やそれに続く葛藤、人工妊娠中絶に悩む女性が国中から相談してくる組織 Antenatal Results and Choices があり、もう30年以上も活動を続けています。
国の医療サービスNHSで出生前診断を受け陽性となったら、女性たちはここへちゃんとアクセスすることができる仕組みになっています。

代表のジェーンさんに、その歴史や具体的な支援内容を詳しくお聞きすることが出来ました。ジェーンさんは出生前診断についての方針を決定する国の委員会でも委員を務め、検査を受ける親の声を代弁しています。

出生前診断の取材が多い私にとって「ぜひ一度、英国におうかがいしたい」とずっと思ってきた組織。Zoom取材の普及により、夢が半分かないました。

取材と通訳にご協力くださったNPO法人親子の未来を支える会の林伸彦先生に心から感謝申し上げます。
掲載誌は『助産雑誌』8月号です。
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■女性の選択を支え続けた30年間――英国の出生前診断専門相談機関 ARC 代表 ジェーン・フィッシャーさんに聞く
助産雑誌(医学書院) 2020年8月号

こちらでも記事の一部が読めますので、ぜひいらしてください!

2020年8月19日


ラジオ深夜便に出演しました

8月17日の「ラジオ深夜便」(NHKラジオ第1)に出演しました。「ふたつの命を守るために~コロナ禍の妊婦~」というタイトルでお話ししました。

コロナ下のスタジオ収録は、ディレクター兼アナウンサーさんと高いアクリル板で仕切られ、2メートル離れ・・・たら、私は部屋の隅にちょこんと座らせていただく感じになりましたが(右奥)

距離はどんなに遠くても心は必死に寄り合い、がんばって収録してきました。

マスクつけたまま録っちゃう音響の方もすごかったし、心をゆっくり語れるとってもいい番組でした。

収録前にご協力いただいたじょさんしOnline杉浦加菜子さん、パホモフゆかさん、調査にご協力いただいたニンプスラボの山本尚恵さん、「妊婦とコロナ」連載を英断してくださった現代ビジネス-FRaU(講談社)の新町さん・・・ありがとうございました。

内容は「読むらじる」に収録されましたので、下記からご覧いただけます。

2020年8月17日