荻窪・断食明けグルメ

荻窪・断食明けグルメこの週末は、断食後初めて友永ヨーガ学院に行きました。断食講座でご自分も一緒に断食していた友永淳子先生のこの日の指導はノリノリでした。断食明けに感じる命の輝き、これは、小さな「再生」なのでしょう。断食をして、明けた人の心身には、新しい太陽がのぼるのです。

私もやたらと集中してしまい、終わったときは、どうしてもこうしても背骨が真っ直ぐになってしまうという、あの、なんともいえない独特な気持ちよさで一杯になっていました。帰りに友永先生が「河合さん、復食すばらしく順調のようですね、何も言わなくても、見ただけでとてもよくわかります!」と讃えて下さいました。

終わってから自然食の八百屋さん「グルッペ」で買い物をし、半日の休日出勤を終えた夫と落ち合って荻窪の「ちょっと亭」で讃岐うどんを。断食以来初めての外食です。ラーメンの有名店がひしめく荻窪ですが、ここのおうどんも本当においしい。

しかし、ほんとにちょっとの量のおうどんであるにもかかわらず、2/3杯くらいで「やばい、食べ過ぎだ、苦しい」という状態になってしまい、あとは夫が悦び勇んでたいらげてくれました。

それから、西荻の天然酵母パン屋さん「リスドォル・ミツ」へ。復食の指導では、食べてよいものは、まだ、ご飯、お味噌汁、煮たお野菜くらいなのですが、この週末からパンが食べられるようになります。それで、最初に食べるパンは、たとえ数切れ食べられるだけでも、ぜひ、ここのパンを食べたいと思っていました。

すると、着いたお店の前ではなんと整理券が発行され、数人が並んでいます。テレビで放映されたばかりだとのこと。しかし、お店の前の香りだけですでに感動してしまうここのパンは、本当に、どこまでも素晴らしいです。

日曜日、うちのDVDにこの「リスドォル・ミツ」の放映が偶然入っていることがわかりました。TBSの「夢の扉」という番組。店員をしかりとばす店長さんの映像、食べたパンを開発している映像などがたっぷり見られて、子供も夢中で見ていました。

天然酵母のパンって、実は、私、特に好きなわけではありません。一般的には。なぜなら、「自然なんだから、こうでもしかたがないのよ」という感じで、フレッシュでないものが売られたり、カリッ、フワッ、がなくてボソッとしていたりした経験が多いのです。そういうものを食べると「自然って、ガマンすること?」と思ってしまいます。

自然派だからイイ人なので、腕が悪くてもよい、というのはナシだと思います。技を磨こうとしない人、本気にならない人には、自然は微笑まないものです。

今後、少しずつ食べられるものが増えます。チーズ、豆類、卵等。肉、魚はまだ1週間くらい先なので、毎日湯豆腐なんぞを食べています。 2005/03/26