3か月間の安静を超えて

3ヶ月間MFICUに入院され、頑張ってきた方の帝王切開出産を撮らせていだだきました。長い心配と点滴の日々を超えてのゴール。こんなありきたりな言葉しか出ませんが、すごく感激しました!!
この方は、入院中のお写真も撮らせていただこうとしたのですが状況が案じられ、撮らせていただけるチャンスがありませんでした。いつ陣痛が来てしまうかもしれない不安の連続は、どれだけ大変なことだったかと思います。
このあと、入院中からの担当助産師さんが手術台の上で授乳介助されていました。
あとでお話を聞くと、手術はとてもこわかったけれど、よく知っている助産師さんと顔見知りの看護師さんがそばにいてくれたことが「もう全然違う!」というくらいの安心感になったそうです。
今、周産期の麻酔が問題になっていますが、産科とは別に麻酔科の先生がいて活躍する手術の良さも大変よくわかりました。

@埼玉医科大学総合医療センター総合周産期母子医療センター
病院のご協力を得て、周産期医療のさまざまなシーンを撮影しています。今夏から来年にかけて医療施設、周産期関連の学会等で発表していきます。
2018年4月10日