娘の大学受験

15日記がお留守になってしまいましたが、ハズカシながらその理由に娘の受験があります。ふだんも、それから去年の受験の時も(一浪受験です)ほうりっぱなしのバタバタ親である私は、今年の2月は思い切り主婦してみようと、ずっと前から決めていたのです。

ひとつ前の日記に出てきた大学は、受かってくれました。きょうびは、合格発表はネットで見られるんですよ。夕ご飯を作っていたら「わーーーい!」と娘が喜びながら降りてきました。「えーっ、よくもひとりで見たな〜!ずる〜い」が母の言葉でした。

娘は美大受験をしています。芸大は受けませんが、他の、全国のアート系の若者がねらうような激戦区をやっています。最近「手に職を」指向なのか本当にこの世界は厳しく、倍率は20倍を超えるところも。

あなただったら、そんな受験の日のお弁当箱には何を詰めますか?考えちゃいますよ。保育園の遠足弁当も考えましたが、必勝弁当もね、なかなかです。私は結局、ひじき煮、梅干しは欠かさないといった雰囲気の正当派和風のバリエーションになります。

予備校の先生は「弁当が多いと眠気が来るからちょびっとにしろ」と言ったそうです。それで、親は一生懸命、ごはんをフワ〜ンと空気入りに盛ったりします。「○○ちゃん、ポッキー2本だったよ」という話も入りましたが、そりゃ、ちょっと厳しかったかもしれない。

美大受験というのはマラソンみたいなもので、1学科の実技だけに2日かかったりします。テーマは「健康」、もう、これしかありません。早寝、早起き。おいしいご飯に、こぎれいなお部屋。

「おいしいなー、受験っていいなー」「うちじゃないみたいだねえ」と、喜ぶ家族ども。まあ、今のうちなので、普通の家庭を満喫しましょ。

<写真>美大受験生に特異な行動、大量の鉛筆削り。うちの子はこれを、15年くらい前に買ってもらったCRAYOLAクレヨンの大缶に入れて持ち運んでいます。かつてこの箱には、CRAYOLAのビンテージ色がいっぱい入っていました。

2005/02/17