全国的におぼん〜。しかし私はぜ−ぜ−と仕事をしています。この一週間ばかりの間に、熱いルポの原稿書きを2本も併行したので、けっこうアドレナリン漬けです。
一本は「紙REBORN」で、大学生出産の女性4名にインタビューしました。皆、ばりばり仕事をしていきたい女性、未妊予備軍かもしれません。しかし偶然とはいえ、超はやく産んでしまうというウルトラCに出た女性たちです。学生にして時間管理もばっちりの彼女たちはまぶしかったです。学ぶ、仕事する、産む、という3つの積み木は、どんな順番で積んでもいいのでは?と思いました。
もう一本は某女性誌のための記事で男女産み分けのお話です。男女産み分けのメッカであるクリニックをおたずねしたり、渡米して着床前診断で男女産み分けをする人のコンサルタントをしているニューヨークの会社にも国際電話でお話を聞きました。男女産み分けに失敗して、望まなかった性の子を受け容れられない人たちが出ていて、中絶や虐待もあることを知りました。
ほとんどの人はそんなことは起こさず節度をもってできて、幸せをもらっている人もいる技術なのに、どうしても隙間からこぽれるようにそういう人が出てしまうという事実。その事実を知りながら、でもやっばり幸せになる人もいるし、心の中で折り合いをつけながら働いているプロたちがいます。 2006/08/15