3月19日に発売になる新刊『卵子老化の真実』(文春新書)の目次立てを、編集担当者の方がまとめてくれました。先週から、こんな感じの書類をお会いした方にお渡しして本のご紹介をお願いしています。出産年齢の上昇にともなう妊娠前〜育児までの問題をほぼ網羅し尽くした内容となっていますので、さまざまな立場の方に読んでいただけたらと思います。
『卵子老化の真実』
はじめに 外見は若くなっても卵子の老化は止まらない
第一章 何歳まで産めるのか
体外受精でも卵子の老化は救えない
日本の体外受精実施数は世界一、しかし妊娠率は50カ国中45位
生涯新しく作られない卵子、毎日一億個作られる精子
最終選考に残れない卵子
35歳の妊娠力は20代の半分
信じられない数の高齢出産をしていた明治女性
49歳の自然妊娠 /白樺八駙さん(27歳、29歳、47歳で出産)
乳がん克服、そして妊娠 /渡部麻由さん(36歳、47歳で出産)
第二章 妊娠を待つ
実際に35歳以上で出産した人の妊娠方法は?
不妊治療の落とし穴
知らない間に卵子がなくなりかけている!
高齢出産こそ究極のアンチエイジング?
36歳で「46歳のホルモン値」と言われて / 匿名(36歳妊娠中)
500万円かかった不妊治療 / 門脇昌子さん(39歳、44歳で出産)
転勤で妊娠が遅れて / 匿名(39歳、43歳で出産)
第三章 高齢出産
流産や染色体異常は年齢と共に上昇
「出生前診断」みんなはどうしている?どう思っている?
高齢出産にふさわしい産院選び
ダウン症の女の子を授かって / 匿名(42歳で出産)
第四章 高齢母の育児
実家の老親に頼れない
平均値から外れた親は孤立しやすい
元キャリア女性が陥りがちなパターンとは
高齢出産の子どもは発達が良好でけがや入院が少ない
きょうだいが欲しい / 匿名(41歳で出産)
仕事だけでは満たされない世代 / 匿名(38歳、41歳で出産)
あとがき
参考文献
2013/03/10