震災後の日々について聞く

『助産雑誌』(医学書院)8月号巻頭インタビュー「いのちをつなぐひとたち」で福島県・いわき市立総合磐城共立病院未熟児新生児科部長の本田義信先生の語りを書いています。
「原発に一番近いNICU」と震災直後に報じられたこの病院。当時、本田先生はほとんどの親子が避難して子どもが町から消えていなくなったいわきで、動かせずNICUに残されたたったひとりの重症の赤ちゃんと共に過ごしました。そこで本田先生は何を感じたか・・・半年後に襲ってきた鬱のことなども語っていただきました。
そして今、本田先生はいわきのすべての子に十分な母乳育児のケアがあるようにしたいという夢を持っていらっしゃいます。
波にさらわれた海辺の町を一緒に歩いた取材が昨日のようです。…
 2013/08/07