「出生前診断のニーズに関するアンケート」

妊娠・出産・育児サイトのベビカムさんとおこなった共同調査「出生前診断のニーズに関するアンケート」にたくさんの妊婦さんとお母さんから回答をいただきました。ご協力ありがとうございました! 内容の一部をご紹介しますと、例えばこのような状況がわかりました。

■何らかの検査を受けた人の割合は、30代後半では3割半、40代では6割にのぼりました。2012年調査は35歳以上の方全体で1.5割だったのでずいぶんと増加しました。検査の種類も増えています。

■しかし今なお、高齢妊娠でも7割の人はかかっている産科医と出生前診断の話をしていない。

■検査に思い悩む妊婦は、出生前診断の正しい情報や相談できる場を求めている。妊婦の97.5%が、陽性判定が出た場合はカウンセリングが必要と回答(30代後半の場合) 。

全体として、医療施設の対応はさまざまであり妊婦さんが混乱、苦心していることを浮き彫りにしております。

自由筆記欄には妊婦さんの本音、体験があふれました。
妊婦さんの声を集めた調査としては、この調査は、日本の妊婦さんの多数派である検査を受けなかった人(受けなかった人、受けられなかった人)の声も多く含むという特徴があり、日産婦でおこなった検査を受けた人の声を集中的に集めた調査とあわせて見ていただけると補完性があるかと思います。

河合がまとめた詳細はこのサイト内の2020年のWORKSページにPDFを埋めてありますのでご覧ください。

ベビカム社プレスリリースはこちらから

2021年1月6日