今日から火曜日までの間に講演が四つ!なぜかここに集中です。
今晩は卵子の老化を考える会のゲストしてきました。今日のテーマは不妊治療の始めどき、やめどき。グループワークをしましたが、皆さんが苦労しているのはともかく結婚の時期、そして納得できない治療について相談したい方がとても多い気がします。
不妊治療は新しい医療ゆえ学会のガイドラインなどないのです!ですから、患者さんたちは、かかった医師のやり方についていくしかない。
限られた時間で妊娠するには、早く納得の治療に出会いたいですよね。
2013/06/21
千葉大学 高齢初産女性の産後サポート
先日、千葉大学看護学部母性看護学教育研究分野同窓会の皆さんに呼んでいただき「卵子の老化と高齢出産を見つめて」というゲスト講演をしました。
こちらの森恵美教授(私の左)とは、昨秋の母性衛生学会で同じ高齢出産関連の講演をしたことが出会いで『卵子老化の真実』の最後の章「高齢母の育児」冒頭にもご登場いただくことに。森先生の「グッド・マザーではなくグッド・イナフ・マザーを目指して」というメッセージは、高齢母読者から「アンダーラインしました!」という声が大きいです。
こちらで進んでいる高齢初産後サポートについての研究は、このサイトからご覧になれます。…
・ 最先端・次世代研究開発支援プログラム 子育て支援ガイドライン開発研究プロジェクト「mama+」(ママたす)
http://www.mamatasu.jp/index.html
2013/06/13
週刊ポスト まるで知らなかった常識
月3日に発売された『週刊ポスト』(小学館)の「まるで知らなかった「妊娠「出産」の常識」で文春新書『卵子老化の真実』の内容をほぼ忠実に4ページにわたり紹介してくれました。
・大正時代の高齢出産数は現代の21倍
・卵子の在庫数には驚くほど個人差がある
・妊娠しやすいのは「排卵日当日」は間違い→2日前がベスト
… ・射精するほど精子の質が良くなる(貯蔵期間が長いと精子のDNAに損傷) etc….
男性週刊誌的におもしろく読んでもらえるところ、そしてタイミングをとって妊娠する時の正確な知識など妊娠にちゃんとつながる知識をうまくピックアップしてくれてよかった!この4ページで妊娠出来る人もいると思います。浅田義正先生、石川智基先生も登場されています。
2013/06/05
40代の不妊治療は無駄なの?
オールアバウトに新しい記事を入れました。厚労省研究班が体外受精、顕微授精の費用の助成対象を39歳までとしたことについてさまざまな方のご意見、お気持を聞いてきたので、それをまとめたものです。
◆40代の不妊治療は無駄なの?
http://allabout.co.jp/gm/gc/416375/
40代と一口に言っても40歳と45歳では出産率がひとけた違いますし、不妊治療をしていない人も「40代になったらもうだめだと国に言われた」といった印象を持っている方がいました。そのあたりを、今、自分は体外受精が必要かも、と切実に感じている当事者の方に向けてフォローしたいというのがこの記事を書いた動機です。
たくさんの方にご意見を聞いていながらあっさりとしか載せられなかった部分もあり、できれば第二弾も書いてみたいです。 2013/06/05
大橋巨泉さんの遺言
今週は週刊現代の女性手帳の記事の話が多くて。私も購入してみたら、別記事で大橋巨泉さんのコラム「今週の遺言」が面白かったのでおすすめします。
ここで書かれているのはフランスの家族政策の詳細。
徹底的に子ども2人以上、できれば3人を奨励しているのですね。家族手当が1人では0円、2人目は16000円、3人目は21000円だそうで3人産むと年金が1割アップだそうetc…..しかし、これら延々と続く驚異の支援の数々を聞いて巨泉さんは絶望しています、そこがこのコラムのすごいところです。フランスはこうした政策をとってから今まで30年かかっていると言うのです。日本の家族政策の支出はGDPの0.4%でフランスの4分の1、今から日本が同じことを何かしても効果が出るのは一体いつになるのか・・・と。 013/05/30
日本看護協会の新委員会へ
日本看護協会の「安全・安心な出産環境提供体制に推進に関する検討会議」の新委員になり、今日は第1回の会議に出席しました。
厚労省の医療計画が5年おきで、次が平成28年度に指針が提示されるとのこと。そこを目標に、出産施設や産後ケアで助産が充実できるような新しい医療制度の提案を考えていくとのことです。
担当理事は福井トシ子さん。元・昭和大学教授の岡井崇先生、毛利多恵子さん、神戸市看護大学の高田昌代先生、国立保健医療科学院の福島富士子さん、杏林大学の松岡惠先生、また国際医療福祉大学の武藤教授などこの度初めてお会いする先生も多数いらして、私は他の方たちに較べて政策の知識がずっと少ないので今後いろいろ勉強しなくては。3年間のプロジェクトで、ユーザーの立場から力になれたら、と思います。
2013/05/29
『卵子老化の真実』増刷
今日はとても嬉しい日です。本当に皆さまのおかげで、『卵子老化の真実』に初めて増刷がかかりました。発売以来、皆さん大変お忙しいのに読んでいただいて、シェアやご自身のブログやTwitter、ご講演、授業でのご紹介をいただくなどどれだけお力をいただいたかわかりません。
本当にありがとうございます。そして、これからもがんばります☆
3版に向けてGo !!
2013/05/29
助産所のバックアップ
26か所もの助産院のバックアップをおこない、搬送症例の検討会「ハンズの会」も開催している土屋清志先生。府中市で開業されてからの分娩件数が千件目となられたそうです。
「府中の森 土屋産婦人科」のサイトには「安全な自然出産」についての考え方や、複数のスモールサイズの施設が拠点をもってしっかりと連携をとる「新しい集約化の形」が説明されています。リスク管理ができれば、スモールサイズでの出産はコミュニケーションに有利、個を尊重する出産の実現に何よりも大切なのはコミュニケーション、そしてコミュニケーションの担い手とは助産師・・・と土屋先生は書いています。ぜひ一度ご覧下さい。
<府中の森 土屋産婦人科> http://tsuchiyaclinic.com/index.html
<>2013/05/28
マガジンハウスへ
東銀座のマガジンハウスに行ってきました。『クロワッサン』の本紹介ページで著者インタビューをしていただいため。2ページもので,私が薦める併読図書も5点ほどご紹介しています。
お声かけていただいたのは『未妊−「産む」と決められない』を出した時にも声をかけてくださり巻頭の人物紹介でご紹介いただいた越川典子副編集長。ロングで見守ってくださっている方がいるって、とてもありがたくうれしいことです。
写真を撮ってくださった小松勇二さんもいいムードを作ってくださる方で、苦手な写真撮影もがんばりました。
クロワッサンは,アラフォー女性から娘さんの出産が気になる年代の方まで幅広い年齢層に読まれているそうです。私も中学時代はアンアンにはまり,18歳でブルータスの創刊にときめいたマガジンハウス育ちなので、クロワッサンは手に取ることが多い雑誌です。
発売は6月25日です!
2013/05/28
理子さんの想い
『FRau』の取材の時、ご自身が妊娠中「羊水検査は受けない」とブログに書き波紋を呼んだことについて「尻切トンボに終わってしまったようで気になって・・・」と話してくれた東尾理子さん。そこで、私の「いいお産の日」立ち上げ時代の友人である日本ダウン症協会の水戸川真由美さんをご紹介しました。
理子さんは米国暮らしの経験から、日本は障がいや病気のある人たちがとても暮らしにくい国だと大きな疑問を感じてきたそうです。
ポジティブな人の輪が、またひとつできそう!
2013/05/23