LOVE JUNX オン・ステージ

7月14日、水戸川真由美さんに誘っていただき、ダウン症児・者のためのダンススクール LOVE JUNX のステージ見てきました。
検査のことをどう書くかということに長いこと向き合ってきた人間には、最初しばらくはなんともとめどもなく涙があふれてしまう始まりでした。でも、そのうち、本当にこのダンスはすごいじゃないと思い出して。プロのダンシングユニットとのコラボなど本物の一体感がみなぎっていて実にすばらしかったです。今必要なのは検査の議論ではなくて、このダンスにもっとたくさんの人が感動することではないかな。
何気なく、東尾理子さんも客席にいるのでした。理汰くんを抱っこさせてもらった!むっちりで、とってもかわいかったです。
 2013/07/15


「ペア妊活」のイベント

7月13日、ペア妊活イベントFJの『家族の性と生を考えるプロジェクト』のキックオフイベント「夫婦で妊活を考えよう」やってまいりました。
神戸から駆け付け、駆け去って行った男性不妊専門医の石川智基先生の精子の最前線のお話はすごかった!マイクロ・テセの動画も見せていただき、精子についてここまでわかっているということ、そしてそれが妊娠したいカップルあるいは不妊治療の現場にさえまだまだ届いていないということが改めてよくわかり、本当に考えさせられました。
マスコミ、学会、研究会の皆様、ぜひ、精子にもっと関心を持ってください。
えいやっと新プロジェクトを立ち上げてくれた村上さん、見守ってくれたFJの皆様、そしてパネルディスカッションに入ってくれた山口巌さん、林田香織さん、来てくださった皆さん、テレビカメラに収めてくださった川畑さん、本当にありがとうございました!!
 2013/07/15


芦屋での講演会

兵庫県芦屋市の『卵子老化の真実』講演会では、昔から親しくさせて頂いてきたイメージアップアカデミー・古賀敦子さん、亀田隆先生のセットアップで本当にいい時間を過ごさせていただきました。
このところ連続して話してきたので伝えたいことが自分の中でだいぶシェイプアップされ、またみなさんがわかりにくそうな顔をするところもわかったのでそこは新たな図を入れたり、とパワーポイントもちょっと進化してきました。
芦屋では、実は初めて、一般の人を主な対象と考えてお話ししました。
不安だった方が「都市伝説のもやもやがすっきりした」「背中を押してもらった」と言ってくださったので本当によかった〜〜。
機会がいただければ、さらにたくさんの方にお話したい、とそんな気持ちを持ち始めるとこができました。… 知ることがコワイのではなく、知らないことこそコワイのです。そして知ることには、いつも感動があるものです。
 2013/07/10


『卵子老化の真実』におすすめの併読書

『クロワッサン』(マガジンハウス)7月10日号(現在の号)で『卵子老化の真実』著者インタビューの見開き記事が掲載されています。
併読図書を私がおすすめできたので、NHK取材班の『産みたいのに産めない』、吉村泰典先生の『産科が危ない』、毎日新聞社の『こうのとり追って』、齊藤英和先生と白河桃子さんの『妊活バイブル』、東尾理子さん『不妊じゃなくてTPG』、そして中谷宇吉郎博士の『科学の方法』を紹介させていただきました。最後の本は大変古い岩波新書で最近出会い、そのさわやかさに大感動した一冊です。
 2013/07/03


厚労省の検討会を傍聴

6月28日、厚労省で「不妊に悩む方への特定治療支援事業のあり方に関する検討会」を傍聴いたしました。
『卵子老化の真実』で大変お世話になった徳島大学医学部長・苛原稔先生にお会いできました。苛原先生は参考人としていらしていて、日本産科婦人科学会周産期委員会の登録データベースを使い2001-2010年の10年間の単胎妊娠約60万件について年齢のリスクを解析した結果をレクチャーされました。
委員の先生方からは「思ったよりも加齢のリスクは小さい」という声が多かったのですが、これは単胎に限定したためだと思います。妊娠後の最大のリスクは妊娠高血圧症候群で全年齢で7321例で発症。20-34歳を1とした場合、35-36歳では1.66倍(1.49-1.85%)、40歳以上で2.55倍(2.04-3.18%)でした。前置胎盤も増えていましたが、これは帝王切開既往の方、ARTによる妊娠の方が増えるということもあるかもしれません。
『卵子老化の真実』にもしつこく書きましたが、妊娠前の血圧など妊娠前のリスクを考慮していくと高齢出産の妊娠後のリスクはさらに今までの常識と違う顔を見せてくると思います。
また、安心、安全な妊娠、出産を目指すとされてきた基本方針の部分に「育児」を入れることになりました。子どもの側からも高齢出産を検討したいという意見が出たためです。
今後も継続的に傍聴させていただきたいです。こうして検討会が公開されているのは本当に大切なことだと思います。 2013/06/28


地元の保健師さんたちに研修講演

今日はわが町、東京都日野市の母子保健を担う20余名の方々に卵子老化についての研修講演をいたしました。出産の仕事を始めてから、ずーっと自分が子育てで泣いたり笑ったりしてきた町で、何かができたら最高だと思ってきました。今日はそれが叶って幸せです。
保健師さんたちも、晩産時代の母子サポートにとても役立つと喜んでくださったし、プレ・マタニティの事業も必要では!と意欲を見せてくださった方も。
卵子の老化というと高度生殖補助医療か、卵子提供か!というイメージがあるけれど私は、根本的に産み方を変えていくのは身近なサポーターの方たちの役割だと思います。
四連チャンの講演デイズが今日で一区切り。緊張続きましたが、さすがに同様のお話繰り返すと日々の進化はあったかも・・・という話を娘にしたら「お笑いと同じじゃん」と言われました。
 2013/06/25


女性誌アンケートで不安のトップは「不妊」

『BAILA』(集英社)の今月号、7月号に別冊で「妊BAILA」ついています。2ページほどお手伝いしております。
面白かったのはアンケート。「妊娠・出産に関して不安なことは?」という質問の回答は
1位 不妊症じゃないか
2位 子どもの健康
3位 出産について(どれくらい痛い?など)…
でした。マスコミが頻繁にとりあげることが上位に上がるということかもしれません。出産年齢については35歳までに産みたい人が圧倒的多数。
 2013/06/23


安全日より妊娠可能日

こちら自然妊娠の世界、基礎体温計測推進研究会(会長・堀口貞夫先生)で卵子老化についての講演させていただきました。五十名ほどの月経のプロの皆さんとの交流は私の方もたくさん学ばせていただき、とても楽しかったです。
かつては安全日を知る目的で使われていたルナルナなどのツールも最近は妊活目的の人の方が多いそう。ユーザーの方たちにお伝えしたいこと、たーくさんあり!
 2013/06/23


卵子の老化 知ってどうするmeeting

齋藤麻紀子さんが女将の横浜Umiのいえで、卵子の老化 知ってどうするmeeting第一回をいたしました。子どもが最近欲しくなったけれどこわくもあるご夫婦、職場の空気で2人目に気後れするという方、若い部下たちに産ませてあげたい管理職の方、日々高齢妊婦さんの身体をみている先生方などいろいろな方が集まりました。
最後に自分の今後のアクションを書きましたが、読んでいたら、皆さん一生懸命でなんだかホロリとしてしまった。
 2013/06/23


『文藝春秋』 オヤジとおふくろ

208『文藝春秋』(文藝春秋の社内では「本誌」と呼ばれている)の7月号で随筆を書きました。
「オヤジとおふくろ」というリレー随筆です。私は「おふくろ」の方を書いて、オヤジは今月はスタイリストの伊藤まさこさん。
めーったに発注いただきませんが、随筆は、私いくら書いても苦になりませぬ。私の書いたものでちょっとちがうものも読んでやろうという方はご覧ください。
「男に負けるものか」と働いてきた母が、定年退職の日、いかにしおしおとなったかを描いたもので泣いていただけます。
2013/06/21